言の葉

たまたま、言葉についての話題が
身の回りにちょこちょこあったので
何かしらのキーワードなのかもしれない。

ある方から送られてきた文章に
「望外」という言葉があって
あまり、聞き慣れない
自分の口から言ったことのない言葉に
どういう意味かしら?と問われました。

調べてみたところ
漢字からもなんとなく予想できる通り
「望んでいた以上に良い結果であること」
という意味でした。

これまでどう生きてきたら
どんな本を読んできたら
この言葉が日常的に?使うことができるんでしょうねぇ。

と、そんな会話がなされていました。


また、あるお医者さんのリアルボイスを
視聴していたら、たまたま
「絶対に使わない言葉」がテーマの回で
その方は
「寄り添う」「与える」「~してあげる」
という言葉は違和感があって個人的に好きじゃないから使わない、と話されてました。

決して、他の人が使っているからといって
否定的にとらえるとかではなく
あくまでも個人的な見解で、と
念を押して話されてました。

理由を聞いて、私も
なるほどと思うところもあれば
うーん、まぁたしかにそうだけど…
と、思うところもあり。


自分も、あえて使わないようにしている言葉は
なんかあったかなぁ?と考えてみる。

すぐに思い浮かんだのは
書き言葉、なのだけれど
「友だち」「子ども」と
達・供 の字を使わないようにしていた時期。
時期というか、職業柄だけど。

誰かに教わったんだったか
暗黙の了解だったんだったか
もう記憶に薄いけれど
今でもなんとなく
書くときには、ちょっと考えますね。

これもまぁ、理由をいえば
なるほどねと思うところもあり
そこまで気にしなくてもと思ったり。


「何を言うかが知性
 何を言わないかが品性」

私が今年
一番心に響いた言葉。


言葉の使い方を
もっと勉強しないと
と、思ったのでした。

chiisana hitorigoto

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